2024/11/30活動記録
日本PTA全国研究大会川崎大会活動報告(2日目)
令和6年8月23日、24日に川崎市とどろきアリーナで開催された、第72回日本PTA全国研究大会、第56回関東ブロック研究大会川崎大会に新潟市小中学校PTA連合会の本部役員が参加してきました。
「ウェルビーイングの実現を、川崎の地から ~活かそう「縁」の力~」をスローガンに以下の3つのメインテーマを掲げ、全国から多くのPTA関係者が一堂に会し、最新の知見、全国の事例などが共有されました。
大会1日目の講演内容等について、心に残ったキーワードを中心に皆さんに共有したいと思います。気になるキーワードを見つけたらぜひ調べてみてください。
セッション
子どもたちと一緒に自己肯定感を高め合う家庭教育の大切さ
~子どもたちへの報酬は「ほめること」。もっと親力を発揮しよう!~
講師:親野 智可等 氏(教育評論家)
朝型、夜型や整理整頓ができる、できないは「生まれつき」
・朝型の親は夜型のこどもを許せない ・兄弟で全然違う・・・環境ではなく生まれつき ・だらしがない人=クリエイティビティが高い可能性がある
「こどものうちなら直る」はウソ
・大人であれば強烈なモチベーションによる修正は可能
叱らない工夫をする
・結果を期待せずに工夫する、親も一緒にやる ・先に褒める(みんな大概がんばっている) ・相手を責める言葉を使わない
ほめるコツ
・部分をほめる(全体ではなく) ・場面に注目(一緒にテレビを見ているだけでも、兄弟仲いいね!) ・できたらほめる、ではなく、ほめたらできる
無条件でほめる(大好き、生まれてきてくれてありがとう)
・存在をほめると自己肯定感は爆上がりする
写真でほめる(ほめ写)
・写真を一緒に選ぶ
・印刷して貼る(特に普段から頻繁にとおるところ)
・親子関係と自己肯定感をはぐくむ
記念講演
ウェルビーイングを社会に広げることの大切さ
~学びを振り返り、今こそ一歩踏み出す決意の瞬間を楽しもう!~
講師:前野 マドカ 氏(EVOL株式会社 代表取締役CEO)
私たちの目指す「ウェルビーイングな世界」とは?
・幸せはうつる(鬱や肥満もうつる) ・大人がワクワクしてやっていないと伝わらない
いつも自分がいい状態でいること
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自分からの声変え(挨拶・感謝)
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笑顔を忘れずに
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いつもワクワク(主体的でなければ幸福度は上がらない)
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良い点に目を向ける(美点凝視)
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伸びしろを信じる(大丈夫!)
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何のため?(目的、毎回チェックインで明確に、細かくチャンクダウン)
人は「ないもの」に目がいきがち
・「あるもの」にあえて目を向ける
ウェルビーイングをつくる栄養素
・体の栄養(食事/健康的な食事) ・心の栄養(言葉、声かけ/ありがとう、助かった)
幸せの条件
やってみよう ありがとう <自己実現と成長> <つながりと感謝> ありのままに なんとかなる <独立と自分らしさ> <前向きと楽観> ・夢や目標を持ち、多様な人とのつながりを大切にし、前向きに自分らしく生きる人が幸せ
自分のWell-beingを考えよう
・自分が心地よいと思う状態 ・自分が自分でいる状態 ・自分を知る、自分を信じる、自分を好きになる